2026年10月13日 09時
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日本の古本が、海外から大量の注文が入っているらしいです。
その量が、なんと!50トンですよ、50トンですよ!!
海外の巨大企業が、日本の古本をそんな大量に買い集めている……。
「え? いったい何に使うの?」
って思いますよね。
実はこれ、AIとかなり深い関係があるようなんです。
今回は、この話をできるだけ難しい話抜きで、サクッと見ていきます。
■そもそも、なんで日本の古本をそんなに集めるの?
一番大きな理由として考えられるのが、
👉「ネットにはない『知識』をAIに取り込むため」です。
今のAIは、インターネット上にある大量の文章をすでに学習しています。
でも、ネットに公開されていない情報って、まだまだたくさんあります。
たとえば昔の専門書や歴史書、業界の資料、絶版本など。
こういう本には、ネット検索ではなかなか出てこない「濃い知識」が詰まっています。
そこで、
「だったら、紙の本そのものを集めてデータ化しちゃえばいいんじゃない?」
という話になってくるわけです。
しかも日本語の本に限った話ではなく、世界中の本が対象になっています。
なんだか、世界中の本を片っ端からAIに読ませているような感じですね。
■でも、ちょっと気になることもあります
「古本が大量に売れるなら、古本屋さんも儲かるし、別にいいんじゃない?」
と思うところですが、そう単純でもありません。
たとえば、こんな問題があります。
まず、本そのものがなくなってしまう可能性。
本をスキャンしてデータ化するとき、作業を効率化するために本を裁断してしまうケースがあります。
そうなると、絶版になった本や、もう二度と手に入らない貴重な資料まで、物理的には消えてしまうことがあります。
「データとして残ってるんだからいいじゃん」
とも言えますが、
いやいや、紙の本そのものにも価値があるでしょう……。
という話ですよね。
そしてもう一つ気になるのが、
著者や出版社には、その本が古本として売買されても基本的にその売買代金が入らないという点。
もちろん古本市場そのものが悪いという話ではありません。
ただ、「自分が書いた本が大量に集められて、AIの知識として利用されるようになったら?」
と考えると、ちょっと複雑な気持ちになる人もいるでしょう。
そして、もっとややこしいのが法律です。
「紙の本を大量に買う」
↓
「スキャンする」
↓
「データ化する」
↓
「AIの学習に使う」
こんな使い方が、今の法律でどこまで認められるのか。
AIの進化のスピードが速すぎて、法律やルールのほうが追いついていない部分もあります。
■じゃあ、成人向けの本とかはどうなるの?
ここで、ちょっと気になることがありますよね(笑)。
「じゃあ、成人向け雑誌とか同人誌とかも大量にスキャンされたら……?」という話。
もしそういう本までAIの学習データに入っていけば、日本独特の表現や文化までAIが覚えていく可能性があります。
実際、画像生成AIの世界では、日本の成人向けコンテンツ由来と思われる表現や用語が知られている例もあります。
日本のコンテンツって、かなり細かい表現や独特のジャンルがありますからね。
もし大量の紙媒体までAIが読み込むようになったら、
「こんな細かいところまで学習してるのか……」
というAIが登場しても、まあ不思議ではありません。
日本のちょっとディープな文化まで、AIの中にどんどん蓄積されていく。
そう考えると、
「AIって、ネットだけを見て成長しているわけじゃないのかも」
なんて思えてきます。
紙の本までAIの世界に入ってくる時代。
これから一体、どこまでいくんでしょうね……(笑)。